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イランの挑発的記念日

Iran’s anniversary provocation

 イランには特に悪いことに対する長年の記憶―1979年のテヘランの米国大使館への襲撃と、444日間の人質危機の勃発―がある。現行の(イスラム聖職者)ムッラーによる政権は、あの騒がしかった日の40周年記念日を、米国その他、世界中のすべての国家に、同国の核計画の急速な加速を公表するための日として選んだのである。傷口の上に侮辱の痛みを擦り付けるだけでは満足せず、このならず者政権は、核による人類全滅の手段を使って、傷を拡大させると脅しているのだ。  アリ・アクバル・サレヒ・イラン原子力庁長官は、11月4日という悪名高い日を、60台の「IR6型」の、旧型の10倍の濃縮度を持った濃縮ウランの製造を可能にする高性能遠心分離機の始動を国有テレビで公開する日としても選んだのだ。「私たちは、イラン・イスラム共和国の力、特に、原子力産業における力を見せる機会を敵方がつくって下さったことに、感謝しなければならない」と彼は言ったとされる。

 イランは、トランプ大統領が昨年5月に、2015年イラン核合意から離脱したことに報復するために、その合意で課された核物質製造の制限を破棄するであろうと発表した。生産量を、日に5キロに増加させて、イスラム共和国は、計画の予定を急速に短くして1年とし、核保有国になろうとしている。


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