ワシントン・タイムズ・ジャパン

シュワ元知事「共和党でなく、国のために投票せよ」

 俳優で共和党員の元カリフォルニア州知事アーノルド・シュワルツェネッガー氏が、米大統領選挙で共和党候補ドナルド・トランプに投票しないことを宣言した。シュワルツェネッガーが共和党候補を支持しないのは、今回が初めてとなる。

 シュワルツェネッガー氏は、「今回、1983年にアメリカの市民権を獲得して以来初めて、共和党の大統領候補に投票しないことにした」と、ツイッターにアップした声明文の中で述べた。10月8日のことだ。

 「多くのアメリカ人がそうであるように、今回の選挙についてはいろいろと葛藤する部分がある。来月、実際にどのように投票するのか、未だに決めかねている自分がいる」と述べている。

 「1968年に(オーストリアから)アメリカに移住して以来、私は誇りをもって、共和党員であり続けてきた。ニクソンが政府による国民への負担を減らし、自由貿易を促進し、強力な軍により自分たちの自由を守ろうと主張するのを聞いて以来、常にそうしてきた。あの日、私はエイブラハム・リンカーン、テディ(セオドア)・ルーズベルト、ロナルド・レーガンを輩出した党の一員となった。
 しかし、共和党員であると誇りをもって自認するその上に、唯一優先されるものが私にはある。それはアメリカ人であるということだ。そこで本日、私は同輩の共和党員に呼び掛けたい。党ではなく国のために投票することは十分に容認できるばかりでなく、むしろ義務ですらあるのだ」

 予備選ではオハイオ州知事のジョン・ケーシックを支持していたシュワルツェネッガー氏は、声明文の中でトランプ氏の名前を一度も出しておらず、またなぜ党の候補に投票しないのかの理由については詳述していない。

 トランプ氏と、テレビ番組「アクセス・ハリウッド」の司会者だったビリー・ブッシュとが、女性の身体に触ったり、性行為をしたりといった話をしているのが2005年に録音されていたのだが、それをワシントンポスト紙が公開した翌日に、シュワルツェネッガー氏の声明は出された。

 カリフォルニア州知事を2期務めたシュワルツェネッガー氏は、NBCテレビの「セレブリティ・アプレンティス」の司会者に1月から就任する。これはもともとトランプ氏が務めていたが、メキシコ移民についての「侮蔑的な発言」が仇となり降板させられた。その後釜に座るものだとハリウッドの記者は語った。

By Jessica Chasmar – The Washington Times – Monday, October 10, 2016

http://www.washingtontimes.com/news/2016/oct/10/arnold-schwarzenegger-urges-republicans-to-vote-co/

2

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。