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米でオピオイド蔓延が深刻化

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トランプ氏「国家の非常事態」 過剰摂取の死者数、16年間で4倍に

 米国でオピオイド系薬物の乱用が深刻化している。鎮痛剤として1990年代から多くの患者に処方されてきたが、長期間にわたって大量に服用したことで依存症に陥る人が続出。オピオイドを処方されなくなった後も違法な薬物に手を染める人が後を絶たず、大きな社会問題となっている。(ワシントン・岩城喜之)

 「オピオイドの蔓延(まんえん)は国家の非常事態だ」

 トランプ米大統領は8月10日、オピオイドの過剰摂取による死者が年々増加している現状に危機感をあらわにした。

 米国立薬物乱用研究所(NIDA)の報告書によると、薬物の過剰摂取による死亡者数は1999年に1万6849人だったが、2015年には5万2404人まで増加。この間、オピオイド系薬物による死亡者は8048人から4倍以上の3万3091人まで膨れ上がり、薬物全体の63%を占めるまでになった。


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