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米軍、トランスジェンダー禁止へ

性転換費負担も取りやめ

米軍入隊でトランプ大統領

 トランプ米大統領は25日、心と体の性別が異なるトランスジェンダーについて、米軍への新規入隊を禁じる文書に署名した。すでに米軍に所属しているトランスジェンダーの性転換手術費用を軍が負担することも禁じた。

 トランプ氏は文書で「前政権は、長年にわたる米軍の方針と慣習を廃止しても、軍事力が低下しないという十分な根拠を示さなかった」とオバマ前政権を批判。さらに「(トランスジェンダーの入隊が)軍に悪影響を及ぼさないとする確かな根拠が示されるまでは、入隊を認めない従来の方針に戻す」とした。

 すでに入隊しているトランスジェンダーを軍務継続させるかどうかはマティス国防長官の判断に委ねた。

 トランスジェンダーの入隊をめぐっては、オバマ前政権が昨年、受け入れを決定。今年7月からの新規入隊が認められていたが、トランスジェンダーの入隊による影響を再調査するため、国防総省が来年1月まで受け入れを延期していた。

 トランプ氏は先月、ツイッターで「軍は決定的かつ圧倒的な勝利を収めることに集中すべきであり、トランスジェンダーが入隊することで必要になる多額の医療費や混乱が負担になることは許されない」とし、新規入隊を認めない方針を示していた。

 世論調査会社「ラスムッセン」が行った調査によると、トランスジェンダーが軍務に就くことが「米軍にとって良い」と考える有権者は23%だけしかいないなど、オバマ前政権の受け入れ方針を疑問視する意見も多くある。

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