ワシントン・タイムズ・ジャパン

人はなぜスポーツをするのか

Charles Krauthammer

勝利の喜びより大きい敗北の痛み

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー

 数学では、永遠の真理を確信しながら、それを証明できないとき、もったいつけて頭文字を大文字にして仮説として発表し、正しいか間違っているかの証明をほかの人に、必要なら後の世代に、託すことになる。賞金が付いてくることもよくある。

 私も、賞金はないが「クラウトハマー予想」として一つの理論「スポーツでの勝利の喜びは、敗北の痛みより弱い」を発表したい。ベンサム派によると、喜びと痛みを足し合わせれば、総計はマイナスになる。痛みの方が大きいということだ。ならばどうして、人はスポーツをするのか。

 勝つことは素晴らしい。大歓声を浴び、トロフィーを高く掲げ、シャンペンを頭からかぶり、オープンカーに乗ってパレードをし、ホワイトハウスの祝賀会をボイコットすることもできる。


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