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同性婚のウエディングケーキ拒否

米最高裁が審理へ

 米最高裁は26日、キリスト教徒のケーキ職人が、信仰を理由に同性カップルのウエディングケーキの注文を拒否できるかどうかをめぐる訴えを審理することを決めた。裁判は、コロラド州デンバーのケーキ店マスターピースケーキショップとコロラド州人権委員会の訴えを受けたもので、10月に始まる次期開廷期に行われる。

 同性カップルのデービッド・マリンズ、チャーリー・クレイグ両氏の2012年の訴えを受けて行われたコロラド州の行政裁判所での裁判ではケーキ店の主張が退けられていた。昨年9月から最高裁の審理可否の判断待ちだったが、決定が遅れていたことから、さまざまな臆測が出ていた。

 サウステキサス法科大学のジョシュ・ブラックマン教授は、「何かが変わったはずだ。逆転する可能性もある」と最高裁の審理開始の判断に驚きを表明した。

 裁判は、同性婚を従来の結婚と同等とする15年の最高裁によるオーバーグフェル対ホッジス判決に続く重要な裁判として注目されている。

 ケーキ店の代理人、自由防衛連合は、「これは芸術作品であり、憲法によって常に保護されねばならない」と、信教の自由、憲法修正第1条による言論の自由をもとにケーキ店の主張を擁護。

 一方、マリンズ、クレイグ両氏の代理人、米自由人権協会のニコール・メリング副会長は、「デービット、チャーリー両氏ら全米の人々が、差別から守られるかどうかが問題だ。両氏は、同性カップルであることを理由に拒否された」と語り、修正第1条は差別を認めるものではないと主張した。

(ワシントン・タイムズ特約)

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