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空前の人気 草間彌生展

地球だより

 毎年、3月後半から4月前半にかけてワシントンで開催される桜祭りの時期には、桜祭りの公式行事以外でも日本に関係した各種イベントが行われる。中でも、空前の人気を博しているのが、日本の前衛芸術家である草間彌生氏の「インフィニティ・ミラー(無限の鏡)」と題する美術展だ。

 スミソニアン博物館・美術館の一つであるハーシュホーン美術館で2月23日から5月14日まで開催中。「ハーシュホーン美術館。ひょっとしたらワシントン史上、最も人気のある展覧会かもしれない」(ワシントニアン誌)と評されているが、誇張ではない。その週の入場整理券が月曜日正午にオンラインで配布されるが、1分以内であっという間になくなる。

 米誌タイムは昨年、草間氏を「世界で最も影響力のある100人」に含めた。1950年代後半に単身ニューヨークに渡って以降、ニューヨーク時代、東京時代を経て88歳になる現在も精力的に創作活動を続けている。

 同展では、鏡の間に水玉模様を施したカボチャや無数の小さな光が配置され、無限に反復し増殖する世界を表現した6個の部屋が準備され、鑑賞者はその世界の一部になった感覚を体験する。グループで一つの部屋に入る時間は30秒に制限されているが、その一瞬の体験のために長い時は1時間近く列に並ぶ。

 この草間展はワシントンを皮切りに、2019年まで2年間かけて米国、カナダの5都市を回る。

(K)

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