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安定した家庭が子供の未来拓く

ウィルコックス氏

貧困の連鎖 断ち切る「家庭強化」

米バージニア大学教授 ブラッドフォード・ウィルコックス氏

 「貧困の連鎖」を断ち切る最も有効な手だての一つとして、米国の中道系から保守系専門家の間でコンセンサスとなっているのが「家庭再建」だ。安定した家庭は子供の将来にどのような好影響をもたらすのか。家庭の重要性を経済・社会的側面から裏付ける研究を行い、ポール・ライアン下院議長ら有力議員からも注目を集めるブラッドフォード・ウィルコックス・バージニア大学教授に聞いた。(聞き手=アメリカ総局長・早川俊行)

子供の貧困問題に家庭再建がなぜ重要なのか。

 米国で子供の貧困の大きな予測因子となっているのが家族構成だ。一人親家庭の子供は、結婚した両親がいる家庭の子供に比べ、貧困に陥る可能性が5倍も高い。一人親家庭の急増という家族構成の変化が、米国で1960年代から90年代に子供の貧困が増加した大きな要因だ。


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