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流行病を売り物にする

 左派の宣伝文句の中には「憎しみの流行病が世の中に蔓延(まんえん)しており、それは国を溺死させようとしている」などと嘆くものがある。伝染病は野火のように広まっていて、その火によって、陳腐な決まり文句が、変化を遂げ度を超して過激なものになっている。左派の一般的な預言者エレミヤらによると、その火元はドナルド・トランプだという。  憎悪は悪い。それに疑問を差し挟む者がいようか。しかし、国が今にも溺死しかかっているとか、火事で死ぬとかいう考えは、大変な誇張である。

 そのような誇張は、左派ではたくさん行われる。彼らには、現実を曲げて行う錬金術があるからだ。ファンタジーは単なる事実よりしばしば受け入れられやすい。例えば、「南部貧民救済法施行機関(SPLC)」は、そのウェブサイトに、2016年を「憎悪と過激主義」の年と呼んでいる記事を載せている。もっとも、この組織は、事実と違うことを示している多量の証拠を出していると言って、真剣に主張する者がいる。当然のことながら、その憎悪や過激主義のすべては、ドナルドの写真付きで解説されている。「憎悪集団」「右翼過激派」という用語はほとんど同じ意味で使われており、ウェブサイト作成者らは「トランプ氏の大統領選への出馬が右翼過激派に電気的ショックを与えたのだ」と言う。


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