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ロシアの戦略目標、米民主主義への不信を助長

F・ブリードラブ

F・ブリードラブ元欧州連合軍最高司令官

 今回の大統領選は国内に分断を招いたが、ロシアとの関係についてしっかりした議論が行われるという、いい点もあった。

 言うまでもなく、ロシアのプーチン大統領をよく見て、常識と豊富な情報をもとに議論すれば、ロシアは米国の選挙結果を左右しようとしたのではないかという結論に行き着く。

 一部で言われているように、プーチン大統領が、米国の新大統領に自分に似たものを見いだしたからとか、前任者よりも御しやすいと考えたから、トランプ氏に新たなパートナーになってほしかったのではないかと考えることは可能だ。

 しかし、選挙へのロシアの干渉ばかりに集中したため、本来注意を払うべきことを見逃してしまう危険性がある。米国が戦術レベルのことばかりに集中する一方で、ロシアは攻撃的で、長期的な戦略レベルの目標に目を向けているからだ。


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