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ドナルド・トランプの第一の仕事

 約束は、するのは簡単だが、守るのは難しい。ドナルド・トランプは、米国の第45代大統領として宣誓した時、連邦議会議事堂の西正面から少なからぬ約束をした。大統領は職務遂行に先立ち「合衆国憲法を維持し、擁護し、防衛する」と宣誓しなければならないのであるが、恐らく、この最初の誓言が最も重要であっただろう。それらの言葉を忠実に守ることによって、彼は、バラク・オバマが決してしなかったことを成し遂げるであろう。

それどころか、彼の約束の一部を成し遂げるだけでも、米国はより良くなるであろう。トランプ氏の就任演説は単刀直入で、事務的であった。初めにこう言った。「私たちは、きょう、単に一つの政権から別の政権への移行、一つの党から別の党への移行だけではなく、私たちは、権力のワシントンDCから皆さん、つまり、国民への移行を果たそうとしているのである」と。これは、厳しい言葉だった。しかし、このような機会には、厳しい言葉は先例がないわけではない。近くに着席した二大政党の苦渋の面持ちの重鎮らは、一人の評論家が言った言葉で一致するかもしれない。その人たちは、あれは、かつてない「最も恐ろしい就任演説」だったと呼んだ。ロナルド・レーガンは、最初の就任式で、「政府は私たちの問題に対する解決策にはならない。政府が問題なのだ」という言葉で「既成勢力を不安に陥れた」というのだ。(ウィリアム・ヘンリー・ハリソン=第9代大統領=の場合は、政府が極めてひどくて、彼を死に追いやってしまったほどだった)


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