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敵対者を脅迫するトランプ氏

Charles Krauthammer

民主的良識への侮辱 繰り返される扇情的発言

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー

 はちゃめちゃで、どうしようもなく混乱した第2回大統領候補討論会は、ドナルド・トランプ陣営を消滅から救うには十分だったが、勝利の可能性を取り戻すには不十分だった。健康問題で神風は吹かず、プーチン氏の壮大なウィキリークス漏洩(ろうえい)作戦も功を奏さなかった。

 トランプ陣営がわいせつ発言でつまずいたのは奇妙だ。驚くようなことではないはずだからだ。トランプ氏の女性蔑視はずっと前から、誰もが知っていたことだ。トランプ氏に資質がないとする理由も嫌というほど見せられてきた。うそをつく癖があり、病的なナルシストであり、まったくの無知で、基本的な人への思いやりというものがまったく欠如している。

 第2回討論会でその理由がさらに増えた。わいせつ発言のことではない。大統領になれば、ヒラリー・クリントン氏を刑務所に送ると脅したことだ。


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