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イスラム過激派の暴挙は増えている

 野球には筋力と同様、頭脳も必要だ。そして、タンゴには、卑猥(ひわい)さが感じられないエロチシズムがある。米国の大統領は、それが誰であれ、その両方に夢中になる資格はある。三塁のベースラインの後ろで野球のシーズンを、あるいは、美しい女性を両腕に抱えながら、ダンスフロアの上でタンゴのシーズンを楽しんでいる民主党員や共和党員がいたとしても、それをうらやむのはけちな人間だけであろう。しかし、すべてのことには、それにふさわしいシーズンというものがある。

 恐怖と強い嫌悪感も、また、今真っ盛りである。というのも、欧州および、実際、文明世界は、最近のイスラム過激派のテロリストによる暴力事件を受けて、恐怖と震えが止まらない状態の只中(ただなか)にいるからだ。今回はベルギーとパキスタンで発生した。ブリュッセル空港の待合室の壁に飛び散った血が洗い落とされたばかりという時に、大統領は、ハバナの野球の試合でラウル・カストロと「手を振り合って」いた。そして、すぐ後に、アルゼンチンへ、また、タンゴの技のレッスンに向かって発(た)って行った。その間中、米国と欧州、大西洋の両側では、ホラーが拡大しているのである。


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