«
»

イラン核合意、中東核戦争の可能性高める-元米CIA長官

300

2016 世界はどう動く-識者に聞く(2)

元米CIA長官 ジェームズ・ウールジー氏(下)

イラン核合意をどう評価する。

 米国が今まで署名した合意の中で最悪を競うと言っていいほどひどいものだ。もし一番でなければ、少なくとも二番か三番目にひどい合意と位置付けられるだろう。査察体制が全く不十分で、イランの核保有を容易にするものだ。

 極めて深刻な問題は、合意が核拡散を助長することだ。シーア派国家のイランが核保有に向かっていると映れば、サウジアラビアやトルコなど他の中東諸国も核保有に動くだろう。

 スンニ派とシーア派の間には1000年以上の憎悪の歴史がある。小さな領土をめぐって争うといった一般的な対立とはわけが違う。国民同士が宗教的情熱に基づいて憎しみ合う国々の対立なのだ。次に起こる重大な中東危機は、核をめぐるものとなるだろう。

中東で核戦争が起きる可能性があるということか。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。