ワシントン・タイムズ・ジャパン

元CIA高官 バイデン政権に北朝鮮は「失望」

北京冬季五輪時の南北首脳会談警戒を

 トランプ米前政権で中央情報局(CIA)「コリア・ミッション・センター」所長を務めたアンディ・キム氏は5日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、バイデン政権が核交渉再開へ「具体的な措置」を取ることを期待していたが進展はなく、「失望」しているようだと指摘した。

Andy_Kimアンディ・キム),_official_portrait(Wikipediaより)

Andy_Kim(アンディ・キム),_official_portrait(by Franmarie Metzler, Public domain, via Wikimedia Commons)

 ワシントン・タイムズが主催したオンライン会合でキム氏は、「北朝鮮は(2018年のシンガポールでの米朝首脳会談後、大陸間弾道弾=ICBMの試射、核実験を停止するなど)過去4年間にしてきたことを、バイデン政権が評価し、具体的な措置で応えてくれることを期待したが、評価してくれることはなかったと考えている」と述べた。

 キム氏は、北朝鮮によるこのところの攻撃的な発言、短距離ミサイルの試射の背景にはこうした北のいら立ちがあるとの見方を示した。

 また、北朝鮮はバイデン政権が北との関与、譲歩を望む韓国の左派政権と連携することを期待していたが、バイデン政権は当面、関与を控え、韓国にかじ取りを任せるのではないかと述べた。

 一方で中国が、アジアの大国としての地位を強化するために、北朝鮮問題で「重要な役割」を果たしたがっていることは確かだとした上で、来年2月の北京冬季五輪の傍らで、金正恩氏と韓国の文在寅大統領が会談する可能性があり、米国は中国の影響力拡大を警戒すべきだと訴えた。(ワシントン・タイムズ特約)

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