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米国で警官が大量離職、凶悪犯罪急増の要因に

4月5日、ブラック・ライブズ・マター運動のデモに対応するため現場に到着したニューヨーク市警の警官たち(UPI)

BLM運動が敵視の風潮 バッシング受け士気低下

 米国で警察官の「大量離職」が起きている。昨年5月にミネソタ州ミネアポリスで発生した白人警官による黒人暴行死事件以降、激しい警察叩(たた)きが吹き荒れていることが大きな要因だ。警官の人員減や士気低下により、都市部を中心に殺人や銃撃など凶悪犯罪が急増しており、米国の社会秩序が揺らいでいる。(編集委員・早川俊行)

 「警官の約3分の1が心的外傷後ストレス障害(PTSD)で離職した。私もその中の一人だ」

 これはミネアポリス市警を退職した女性警官キム・ボス氏が今年2月に地元紙に寄せた手記の一節だ。黒人暴行死事件後、すさまじい嫌がらせを受けて心身がボロボロになり、37年間務めた警官を辞めざるを得なくなったことを赤裸々に記している。


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