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土曜日は「フェイジョアーダ」がオススメーブラジルから

地球だより

 ブラジルの「国民食」と言われる一品が「フェイジョアーダ」だ。黒豆と牛肉、豚の内臓・足などの部位やソーセージを一緒に煮込んだ料理で、現地のレストランでは土曜日のランチに提供されることが多い。

 店によっては、陶器の小さな鍋で提供されることもあり、下町の定食屋から高級店に至るまで、その店特有のレシピも楽しめる料理だ。内臓を使うため苦手な外国人旅行者もいるようだが、もつ煮込みなどに慣れている日本人にとっては、ハードルはそれほど高くないだろう。

 かくいう記者も、ブラジルに到着したばかりの頃に食べたのがこのフェイジョアーダだ。ブラジルを初めて訪れた日がちょうど土曜日の朝で、サンパウロ市内のホテルに荷物を置いた後、街中を散歩することにした。

 昼時にお客さんでごった返す下町風のレストランに入ると、「当店のオススメ」として出てきたのが、フェイジョアーダだったというわけだ。

 煮込み料理で味が想像しにくいこともあって一瞬ひるんだのだが、ブラジル風のパサパサとしたご飯に掛けて食べてみると、その美味(おい)しさに驚いた。一緒に出てきたマンジョッカ(キャッサバ芋)とその粉を使った料理も口に合い、「これだけ美味しいものがあるなら、なんとかやっていけそうだ」と安心したものだった。

 シュラスコやパステウなどと並ぶブラジルの定番料理を、できれば現地の空気を感じながら食してほしいが、コロナ禍でブラジル旅行のハードルは高い。日本でも提供しているレストランもあれば、ネットなどで作り方が紹介されてもいる。週末の食事に、南米の香りが漂う一品はいかがだろうか。

(S)

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