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選挙人選出 ペンス氏が鍵に

共和党議員が「権限」確認訴訟

 共和党のルイ・ゴーマート米下院議員らが28日、バイデン前副大統領の大統領選での勝利を覆そうと、ペンス副大統領の法的権限について確認する訴訟を連邦地裁に起こした。

 ゴーマート氏は訴状で、ペンス氏は、11月3日の大統領選の結果を確認するために来年1月6日に開催される上下両院合同会議で、どの選挙人を集計するかを決定する「独占的権限」を持っていると主張。開票結果に異議が唱えられれば、僅差だった5州でトランプ大統領を支持する共和党の選挙人を選出することは可能だと指摘している。

 議会での確認は、「1887年選挙集計法」を基に副大統領の監督の下で実施される。

 アリゾナ、ジョージア、ミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンの激戦5州では、すでにバイデン氏の勝利が確認されている。しかし、ゴーマート氏らは、開票結果はまだ確定されていないと主張。5州の選挙人は計73人に上り、これらの州の選挙人が共和党に切り替わったり、無効となったりすればトランプ氏を逆転勝利させるには十分だ。

 ゴーマート氏は、トランプ氏が指名したテキサス州のジェレミー・カーノードゥル連邦地裁判事に、選挙人の選択がペンス氏「だけの裁量」であることを承認するよう求めている。

 提訴には、アリゾナ州共和党委員会のケリー・ワード委員長、グレッグ・サフステン事務局長、トランプ大統領支持の学生グループ「スチューデント・フォー・トランプ」が名を連ねている。

 オハイオ州立大学のエドワード・フォリー教授(法学)はこの訴訟についてツイッターで「憲法の適切な理解とは矛盾する」と非難、原告には当事者適格がなく、判事が承認することはないとの見方を示した。

(ワシントン・タイムズ特約)

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