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12月にベネズエラ国会議員選、分裂工作受ける野党連合

議事堂外でベネズエラ国会議長への「再選」を宣言するグアイド氏

マドゥロ政権、体制強化狙う

 南米ベネズエラで12月に国会議員選挙(定数167、任期5年)が行われる。反米左派マドゥロ政権は、政権基盤を確実にするために野党の切り崩しや分裂工作、また選挙監視団の受け入れ表明などを行っており、野党指導者のグアイド国会議長と野党連合は厳しい状況に置かれているのが現状だ。(サンパウロ・綾村 悟)

 ベネズエラでは1998年以降、反米左派政権が継続して実権を握っている。現職のマドゥロ大統領までに至る歴代政権の政治手法は、独裁かつ強権的で、野党政治家に対する迫害や政治犯投獄、反政府デモの弾圧など、とても民主的とは言えない状況だ。

 最高裁や中央選管など権力に関わる国家機能のほぼすべてがマドゥロ政権に集中する一方、国会だけが現政権に対抗する野党勢力の牙城となっている。2015年12月の国会議員選挙で野党が過半数を大きく超える112議席を獲得したからだ。


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