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米共和党全国大会、魂を奮い立たせる証言が次々と

 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。

 今回のコラムでも、前回に続き、8月26~29日に開かれたアメリカの共和党全国大会での最も感動する話を紹介します。

●党大会「ライブ中継」による明暗

 今年のアメリカ大統領選挙の動向を決定的にする事例を紹介・解説しましょう。8月26日から29日にかけて、アメリカでは共和党全国大会が開催されました。日本のマスメディアは冷たい論調でこの大会を酷評しましたが、実際はアメリカ各州で共和党支持者が急増しているのです。

 アメリカの政治専門誌「ザ・ヒル」の報道によると、8月25日にケーブル局「C-SPAN」で放送された共和党大会のライブ中継の初日の視聴者数は約44万人でした。これは民主党全国大会の視聴者数7.6万人の6倍近くに上ります。共和党はこの大会が世論を逆転させたことを実感しました。

 これまでの選挙報道では、常に民主党がマスメディアにプッシュされて、毎日のようにフェイクニュースや事実の切り取りによる偏向報道が行われてきましたが、ライブ中継では情報を操作することはできません。トランプ政権がこうしたライブ中継の影響力をうまく活用したと言えるでしょう。

●民主党支持者が、共和党支持へ次々に鞍替え

 なんと、民主党の大票田であるカリフォルニア州でさえ、共和党の政策に共感している人々が増加しているという情報があります。

 カリフォルニア州に住む市民からは、民主党大会の中継を観て

 「わたしは今まで民主党の支持者だったが、連日行われている民主党大会では、トランプ大統領に対する個人攻撃や黒人問題など、最初から最後までアメリカ国民に対して憎しみを伝えていて、暗い気持ちになりました」

 「多くの出演者はただ自分の鬱憤を晴らすかのような発言ばかりで、国民分断や暴力を推奨し、アメリカの伝統と美点を踏みにじるかの如く罵倒を繰り返しました。その結果、気分が悪くなりました」と語ったそうです。

 このようにライブ中継によって、民主党の真の姿が浮き彫りになりました。

 また、共和党大会終了の翌日には、もともと民主党の票田であるミネソタ州内の市長6人(バージニア市長ラリー・カフ、チショルム市長ジョン・チャンプス、イーリー市長チャック・ノバック、ツーハーバーズ市長クリス・スワンソン、イヴレス市長ロバート・ヴレイサヴルジェヴィッチ、バビット市長アンドレア・ズパンチッチ)が、トランプ大統領支持という共同署名の声明を発表しました。共和党支持者は、日に日に増加しています。

 共和党大会の最後に演説したマイク・ペンス副大統領は、「この選挙は両党の争いではない、アメリカの民主主義を守るための選挙です」と発言しました。つまり、もし民主党選出の大統領が当選したら、アメリカの民主主義は崩壊の危機に陥ることを意味します。

●共和党大会で感動的演説

■陳光誠(盲目の中国人の反体制民主派活動家、元人権派弁護士)

陳光誠 氏 (ウィキペディアより引用)

陳光誠 氏
(ウィキペディアより引用)


 2006年に中国の苦情陳情者の訴訟を手伝い、中共当局に迫害、監禁された彼は、釈放されても自宅軟禁が続きました。12月に北京のアメリカ大使館に駆け込み、政治亡命を要請。その後は家族と一緒にアメリカに亡命することが出来ました。

 彼は演説中に、ずっとテーブルの点字を触りながら、懸命にぎこちない英語で強いメッセージを訴えました。

 「中国共産党は人類の公敵だ」「トランプ大統領が私達、民主主義の国々の未来の為に戦っている」と称賛しました。

 陳氏のメッセージは他の演説者より短いものでしたが、誰よりもインパクトのある反中姿勢を示しました。

 共和党大会で中国人を招待して演説させたのは、トランプ大統領がアメリカ史上初のことでした。これはトランプ大統領が、中国共産党を徹底的に潰す決意であることを証明しました。

 陳氏は過去に中国政府の一人っ子政策に反対し、中国の病院での強制中絶手術を止めさせ、中国の新生児約7万人の生命を助けたという実績がある人物です。

カイラ・ジーン・ミューラーさんご両親の証言

ミューラー夫妻 YouTubeチャンネル 「PBS News」より抜粋

ミューラー夫妻
YouTubeチャンネル
「PBS News」より抜粋

https://www.youtube.com/watch?v=NaXONVx6lJk

RNC 2020: Carl and Marcia Mueller (night 4)
Carl and Marsha Mueller, whose daughter Kayla Mueller was kidnapped and killed by ISIS in 2015, spoke on the final night of the Republican National Convention on Aug. 27, 2020. The party planned a mix of virtual and in-person events in North Carolina and Washington, D.C., for its nominating convention after the …
www.youtube.com

 カイラ・ジーン・ミューラーさんは、かつてISIS(イスラム国)に拉致され、殺された白人女性。彼女はかつて国際人道支援組織の構成員した。この度彼女の両親(Carl Mueller / Marsha Mueller)が、共和党全国大会で演説しました。
カイラ・ジーン・ミューラー

 冒頭、母親が次のように語りました。
 
 「私たちの娘・カイラはテロ組織ISISに拉致され殺されました。娘カイラは、とても不思議な子でした。子供の頃に独学でいろいろな言語を学び、作曲とギターを勉強しました。

 彼女は貧しい退役軍人を助け、アメリカ大陸の原住民らと一緒に働きました。彼女はどこに行っても人々に微笑みを与える不思議な力がありました。彼女は他人の目から世界を観察する不思議な力がありました。

 そして、彼女は人道支援ボランティアとして、様々な国に派遣されていました。彼女はインドのある孤児院で孤児の面倒を見ていた時に、我々夫婦に手紙送ってくれました。「苦しんでる人々の目には、神様が宿ってる。これは神様の私に対するメッセージなら、私はずっと神様を探し続けるわ」と書いてありました。
 
 そして、2012年、娘カイラはトルコに派遣されて、シリア難民を救助するミッションを与えられました。2013年8月、ある救援隊の方から『シリアの病院を手伝いませんか?』と誘われました。そして、カイラはシリアの病院に手伝いに行きました」

 そして、悲劇はこれから……
 
 2013年8月4日、イスラム国ISISのテロリストが、娘カイラ(当時26歳)の乗る車を止めて、彼女を「捕虜」として拉致しました。

 次に父親は次のように語りました。

 「娘カイラは暗くて汚い12×12平方メートルの独房に監禁され、長期間1人ぼっちでした。テロリストはカイラの目に強い照明で当て、髪の毛を丸刈りにし、さらに暴行を加え拷問しました。

 テロ組織のリーダーであるアブ・バグダディが娘カイラに18カ月間にわたり強姦を繰り返したのです。彼女は必死に耐え続けました。

 親である私たちはの苦痛は言うまでもありません。何としても娘を救出するために、ISISに対話を試みようとオバマ大統領(当時)に懇願しましたが、つくづくオバマ大統領の対応には失望しました。オバマ大統領は私たちと面会することすら拒否したのです!

 その後、他のアメリカ人人質が斬首された時に、ようやくオバマ大統領から返事がきました。しかし、当時副大統領だったバイデン氏からは、何のメッセージもありませんでした。

 それだけではありません。オバマ大統領は多くの情報を隠蔽しました! 私たちは絶望しました。当時の政府は、アメリカ人の人質より、グアンタナモに収監されていたテロリスト犯らの『人権問題』でした。当時、国防省が人質を救出する作戦がありましたが、政府が救出を妨害しました。

 作戦が始まる際に、娘カイラはすでに別の場所に移動されていました」

 ここはあくまでも筆者の憶測ですが、オバマがISISに国防省の情報をわざと漏らした可能性が高いです。なぜなら、ヒラリーがテロ組織ISISに資金と兵器を提供してたという情報もあるからです。

 「その後、18カ月の拷問を受け、娘カイラは殺された、という情報が私たちに届きました。

 オバマ大統領は、私たちに一生懸命に救出をするよと伝えてきましたが、実は何もやらなかったのです。

 ようやく2016年にトランプ政権に代わってから、大きな変化が来ました」

 父親はさらに語りました。

 「トランプ大統領は、カイラの事件を聞いた後、陸軍特殊作戦部隊を編成しました。テロ組織のリーダーであるアブ・バグダディの居場所を特定し、斬首作戦を成し遂げたのです。

 バグダディが殺された後に、私たちのところにある情報が届きました。バグダディ斬首ミッションの暗号名は『814』。それはカイラの誕生日8月14日のことです。しかも、斬首作戦行動の名前は『カイラ・ミューラー・アクション』です。娘の仇をとってくれた米軍兵士たちに感謝します。娘カイラはいまでも天国からあなたたちを見守っているでしょう。

 トランプ大統領が、遺族の私たちに最大の温もりと同情を贈ってくれました。これはオバマ大統領時代には、一度も感じたことがありません。オバマの言う『一生懸命行動してる』というのは嘘ばかりでした。しかし、トランプ大統領は迅速に行動してくれました。私は断言します。もしカイラが拉致された時の大統領がオバマ大統領ではなく、トランプ大統領なら、カイラは今日もまだ生きて、ここにいるはずだ。娘カイラはオバマ大統領に殺されたのだ」

 「カイラが拉致された後、私はいつも夜になると散歩をしました。私はお月様を通じて伝えました。『必ずお前を救出して、家に連れて帰るからね』と。しかし、彼女は家に帰ることはありませんでした」

 次は母親が語りました。

 「カイラの唯一の願いは家に帰ることでした。私たちは彼女の魂を探しています。神様が彼女を家に連れ帰ってきてほしいです。カイラの生まれは奇跡だった。私たちは2人目の子供ができなかった。しかし、神様が私たちにカイラを授けた。カイラは自らを世界に捧げました」

 このエピソードで民主党オバマ政権とトランプ共和党政権の対応には雲泥の差があることが明白です。

 決して日本も対岸の火事ではありません。北朝鮮に拉致された被害者とその家族がたくさんいます。しかし、今の日本の政治家は口ばかりで、ろくに行動しません。カイラさんのような悲劇の二の舞にならないことを願うばかりです。果たして新たに誕生した菅政権は、日本を救ってくれるのでしょうか!?

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