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ロスアラモス研究員に有罪 米国

中国・千人計画の勧誘で虚偽報告

 核兵器の研究が行われている米ロスアラモス国立研究所の元研究員が、海外から優秀な人材を誘致する中国の「千人計画」への関与について、エネルギー省にうその報告をしていたとして保護観察と罰金を科せられていたことが明らかになった。

 ニューメキシコ州サンタフェのトラブ・ルックマン被告(68)は2017年に中国の工作員に千人計画への参加を求められたにもかかわらず、それを報告せず、研究所と連邦捜査官にうそをついたとして昨年5月に起訴された。実刑と25万㌦の罰金を科せられる可能性があったが、今年1月に司法取引に応じ、保護観察と罰金7万5000㌦の判決を受けた。

 ルックマン被告は、情報収集の一環として中国から7万5000㌦を受け取ることになっていた。起訴状では、「うその報告をしただけでなく、中国共産党に協力して国家を裏切り、安全を脅かした」と指摘されている。

 被告は、1999年に研究所に雇用され、2017年に研究員に昇格していた。

 13歳の時にインドから英国に移住し、ロンドン大学キングズ・カレッジで理論物理学の学位を取得、ロスアラモス研究所に入るまでカナダで20年間教授として働いていたという。

(ワシントン・タイムズ特約)

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