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隠された政治目標 白人に贖罪意識植え付け

ニューヨーク・タイムズ本社(早川俊行撮影)

 米国は奴隷制維持のために建国されたと断罪するニューヨーク・タイムズ紙(NYT)の「1619プロジェクト」は、もはやジャーナリズムではなく、政治的主張との批判が上がっている。

 だが、歴史家や専門家をさらに驚かせたのは、同プロジェクトが米ジャーナリズム界最高の栄誉であるピュリツァー賞を受賞したことだ。

 受賞したのは、プロジェクトリーダーのニコル・ハナジョーンズ氏が執筆した巻頭論文だが、多くの歴史家から数々の誤りを指摘され、論旨の根幹を成す部分を一部訂正した“いわく付き論文”である。

 選考委員会は「ほとんどの歴史家は奴隷制の維持が独立戦争の主要因ではないと信じている」と認めながら、「米国のアイデンティティーに関わる重要な問題で有益な議論や会話を巻き起こした」ことを受賞理由に挙げた。内容が正確かどうかはどうでもよく、論争になった事実が重要だというのだ。理解に苦しむ選考基準である。


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