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抗議デモの過激化 逆に黒人社会を苦しめる

5月28日、米ニューヨークでの抗議デモで白人警官と対立する黒人女性(UPI)

 米ミネソタ州ミネアポリスで発生した白人警官による黒人男性暴行死事件をきっかけに、全米で激しい抗議デモが巻き起こった。デモを主導する「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」運動の活動家たちが盛んに主張するのが、次のような訴えだ。

 「警察にはシステミック・レイシズム(システム化された人種差別)がはびこっている」

 事件が起きた責任は、その白人警官だけでなく、黒人差別が組み込まれた警察組織全体にある、との主張である。デモ隊が白人警官に対する裁きよりも、警察の「解体」や「予算打ち切り」という過激な要求を押し出すのはそのためだ。


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