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スピード違反でストレス発散?

地球だより

 3月以降、多くの州で外出制限が実施されたことで、道路を走る車は大幅に少なくなった。しかし、交通事故はそこまで減ってはいない。

 米メディアによると、全米の交通量は感染拡大前と比べ41%減少。特に大都市のロサンゼルスでは50%、ニューヨークでは60%も減った。

 しかし、交通事故は、全国で感染拡大前と比べ21%しか減少していない。交通量が減った道路で、暴走する人が増えていることが大きな要因だ。

 時速100マイル(約160㌔)以上で高速道路を運転する人が続出しているだけでなく、公道で自動車レースをしたりして、逮捕される人が増えている。

 先月上旬には、車で東海岸のニューヨークから西海岸のロサンゼルスを横断する時間を競う「キャノンボール」で男性3人が27時間25分の新記録を樹立したことが話題となった。従来の記録を1時間15分も更新し、平均速度は100マイルを超えていたと考えられる。

 新型コロナウイルスへの対応のため警察官の監視の目が緩んでいることも背景にあるが、外出制限によるストレスがこうしたスピード違反を助長しているとみられている。

 長時間家に閉じ込められる生活は、多くの人にとってストレスや不安を引き起こすと指摘されている。外出制限が始まってから、例外として認められている散歩やジョギング、サイクリングをする人を以前より多く見掛けるようになった。

 心地よい春の陽気の中、新鮮な空気を吸うことはリフレッシュになるが、行動が制限される生活がさらに長引けば、耐えられなくなる人も増えるかもしれない。

(Y)

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