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肉抜きメニュー続々、米ファストフード

四旬節に「精進」バーガー投入

 カトリックなど西方のキリスト教コミュニティーは26日からキリストの十字架と復活に至る四旬節に入った。この期間、肉断ち精進を実践する人々も少なくないため、肉の消費量は減少する。牧畜の環境負荷や、動物の権利に対する認識が世界的に高まる中で、米ファストフード業界は相次いでミートレス(肉抜き)運動に加わりつつある。

 ウェイバックバーガーは24日から植物由来バーガーの発売を開始した。動物肉は使わず大豆とジャガイモをベースにしたものだ。

 パトリック・コンリン社長は「四旬節の精進を守っている人たちからも、(四旬節の)金曜夜のフィッシュとピザにはもううんざりという声を聞き、肉が大好きな顧客のためにも四旬節に合った新たな解決策を提供した」と語る。

 デニーズはひと足早く、1月30日から全米、カナダの1700店舗で植物由来のビヨンドバーガーを発売した。ロサンゼルスでのテスト販売の成功を踏まえたもの。

 バーガーキングはすでに昨年8月から、クウォーン(植物性人工肉)で作ったアンリアルウィングを300店舗で提供している。

 ダンキンドーナツはニューヨーク・マンハッタンでのテスト販売の大成功を経て、昨年11月から菜食主義者向けにビヨンドソーセージサンドを一気に9000店で発売した。

 昨年の米国での植物由来ミートレス食品の売り上げは前年比11%増で市場規模は45億㌦だった(良質食品研究所、植物由来食品協会のデータ)。金融大手UBSのチーフ・インベストメント・オフィスは、市場規模が2030年には850億㌦になると予測している。

(ワシントン・タイムズ特約)

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