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米大統領弾劾裁判 きょう審理入り

ボルトン氏招致巡り攻防

 トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる上院の弾劾裁判は21日午後(日本時間22日未明)、実質審理を始める。野党民主党は新たに証人招致や証拠提出を求めているが、与党共和党は早期の無罪判決を目指している。11月の大統領選もにらみつつ与野党の攻防が繰り広げられる。

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 トランプ氏の弁護団は20日、全110ページにわたる準備書面を上院に提出した。昨年12月に可決された弾劾訴追決議について、「犯罪や法律違反は一切示されていない」と主張。「大統領を罷免する憲法上の要件を全く満たしていない」として、早期に否決するよう求めた。

 焦点となるのは、民主党が要求しているボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の招致だ。ウクライナ疑惑について事情を知っているとみられているボルトン氏は証言に前向きな考えを示しており、実現すれば、トランプ氏に打撃となる可能性もある。

 共和党上院トップのマコネル院内総務が20日に提示した審理の日程によると、検察役の下院議員と大統領の弁護団がそれぞれ最大2日にわたって冒頭陳述を行った後、上院議員が双方に質問。その後、追加の証人招致や証拠の提出について採決される見通し。可決するには共和党議員4人の造反が必要となり、同党穏健派議員の動向が注目される。

 米メディアによると、1999年に実施されたクリントン元大統領の弾劾裁判に比べ、日数が短く設定されており、マコネル氏が2月4日に予定されているトランプ氏の一般教書演説前に終結させることを目指しているとみられている。民主党上院トップのシューマー氏は、共和党が疑惑について隠そうとしているとし、「国家にとって恥だ」と批判した。

(ワシントン 山崎洋介)

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