■連載一覧
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  • 何処へゆく韓国 「親北反日」の迷路
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  • 香港憤激 一国二制度の危機
  • 香港・中国返還20年 「一国二制度」の前途
  • 台湾に吹いた蔡英文旋風
  • ルポ・政権交代の攻防 台湾総統選
  • 二極化する香港 識者インタビュー
  • 香港誌「前哨」編集長 劉達文氏に聞く
  • 「雨傘革命」下の香港 揺れる一国二制度の行方
  • 揺れる香港 各派リーダーに聞く
  • 香港の普選運動 親中派民間団体代表の見方
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  • 新閣僚に聞く
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  • 新閣僚に聞く
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  • 安倍政権 新たな挑戦
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  • 衆院選 自公圧勝 ~課題と展望~
  • ’14衆院選 注目区を行く
  • 第2次安倍改造内閣スタート
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  • 歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実
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  • 国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地
  • 激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落
  • 普天間基地移設 経緯の検証と提言
  • 「援護法」に隠された沖縄戦の真実
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  • どう見る金正恩体制 日韓専門家対談
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  • 米中新冷戦 第2部 中国・覇権への野望
  • 米中新冷戦 第1部「幻想」から覚めた米国
  • 検証’18米中間選挙
  • 米国の分断 第3部 「自虐主義」の源流
  • 米国の分断 第2部 反米・容共の風潮
  • 米国の分断 第1部 断罪される偉人たち
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  • 米軍再建への課題-元上級将校の提言
  • トランプ政権始動
  • トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう
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  • トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月
  • オバマ外交と次期米大統領の課題
  • 2016年米大統領選まで1年
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  • JAXA宇宙探査計画
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    チャールズ・...
    米コラムニスト
    デービッド・イグナチウス
    デービッド・...
    米コラムニスト
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    米コラムニスト
    堂本かおる
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    ニューヨーク在住フリーランスライター
    ロバート・D・エルドリッヂ
    ロバート・D...
    エルドリッヂ研究所
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    後藤 文俊
    後藤 文俊
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    高永喆
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    ペマ・ギャル...
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    ロバート・サミュエルソン
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    宋大晟
    宋大晟
    元世宗研究所所長
    孫向文
    孫向文
    中国情勢
    呂 永茂
    呂 永茂
    南北戦略研究所所長
    高橋 克明
    高橋 克明
    「ニューヨーク BIZ」CEO 兼 発行人
    ファリード・ザカリア
    ファリード・...
    米コラムニスト

    激化するトランプ錯乱症候群

    アメリカ保守論壇 M・ティーセン

    国務長官の受賞阻止
    米人人質解放で大きな成果

    マーク・ティーセン

     

     ワシントンでの「トランプ錯乱症候群」の激化ぶりを物語る出来事があった。ポンペオ国務長官は2日、2019年フォーリー米国人人質自由賞を受賞する予定だった。海外の米国人人質解放でのトランプ政権の業績を評価したものだ。この賞の名は、過激派組織「イスラム国」(IS)に誘拐され、斬首されたジャーナリスト、ジェームズ・フォーリー氏の名にちなんで付けられた。しかし、土壇場になって、受賞は取り消され、ポンペオ氏は出席予定だった式典にも招待されなかった。理由は不明だ。

     客観的に見て、ポンペオ氏は受賞に値する。トランプ政権は、米国人人質解放で近代のどの米政権よりも大きな成果を挙げている。トランプ大統領は就任からわずか2年で、20人を解放した。そのうち少なくとも17人は、外国で拘束されていた米国人だ。最近では、2月に、イエメンの石油企業の米国人技師ダニー・バーチ氏が解放された。正体不明の組織に2017年9月から拘束されていた。

    ◇受賞の評価は当然

     米国人牧師アンドルー・ブランソン氏はトルコから解放された。オットー・ワームビア、キム・ドンチョル、キム・ハクソン、キム・サンドク各氏は北朝鮮、救援活動従事者アヤ・ヒジャジ氏とその夫はエジプト、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)バスケットボール部のリアンジェロ・ボール、ジャレン・ヒル、コーディー・ライリー選手とテキサス州の企業経営者サンディー・ファンギリス氏は中国、ケイトラン・コールマン氏とその夫と3人の子供はタリバン、元中央情報局(CIA)職員のサブリナ・ド・ソーサ氏はポルトガル、モルモン教の宣教師ジョシュア・ホルト、タミー・ホルト夫妻はベネズエラから解放された。

     オバマ大統領が8年間で解放した人質の数よりも多い。ポンペオ氏は「これは、譲歩しないことで達成できた。譲歩は誘拐犯やテロリストを勢い付かせるだけだ」と指摘した。トランプ氏は、タリバンのリーダーらをグアンタナモ収容所から釈放したり、ユーロやスイス・フランなどで詰まった木箱を貨物機に乗せ密かにイランに運ばせたりすることなく人質を解放させた。イランに現金を送ったことで、イランはさらに米国人を人質に取るようになった。

     どうして、受賞して当然の賞が取り消されたのか。ポンペオ氏は、ジェームズ・フォーリー氏の母親ダイアン・フォーリーさんに宛てた丁重な手紙で「財団が自由賞と私への招待の取り消しを決めた理由は分かっています。…パートナーのメディアからの圧力がかかったこと、あなたが最近の手紙で述べたように、私が出席すれば晩餐(ばんさん)会のゲストの中に、国務長官の地位に適切な敬意を払わない人々がいるのではないかと心配していたことです」と記していた。ワシントン・エグザミナー紙のポール・ベダード氏は「消息筋によると、財団の『メディアパートナー』が、ポンペオ氏が受賞すれば式典をボイコットすると断言した」と報じた。

     何と哀れなことか。トランプ氏をひどく嫌っている人々がいることは知っている。それでも、評価されるべきは評価されなければならない。大統領と政権は、外国で拘束されている米国人の解放を最優先にしてきた。米国人人質の解放だけを目的に「人質問題特別大統領特使」も任命した。そうして、かつてないほどの成功を収めた。

     「メディアパートナー」とゲストが、ポンペオ氏が受賞すれば式典を妨害し、ボイコットすら辞さないなどと主張することなど言語道断だ。ポンペオ氏はダイアン・フォーリーさんへの手紙で「政治と憎しみが、この国家挙げての活動にまで忍び込んでいるとは何と悲しいことでしょうか。米国人人質を安全に解放することは、政治だけにとどまることではありません。全米国人が支援しなければならないことです。このような冷たく、憎むべき性格を持つ圧力が、あなたとジェームズの上にのしかかったことが残念です」と述べた。

    ◇どこも名乗り出ず

     どの「メディアパートナー」がポンペオ氏の出席に反対したのかは分かっていない。CNNのアンカーでPBSの司会者クリスチャン・アマンプール氏が、基調講演を行うことになっていた。サイト上にはほかに、フェイスブック、アトランティック・メディア、「国境なき記者団」、ジャーナリスト保護委員会などが「パートナー」として挙げられていた。どこも名乗り出ていない。

     フォーリーさんへの書簡でポンペオ氏は、「ジェームズの命とジェームズが残したものに背中を押されました」と述べ、「この悲しい行為の背後にいる人々の恥ずべき行いで、外国で不当に拘束されている米国人を安全に解放することへの私の決心が損なわれることはありません。私の元にいる職員らも同様の思いです」と訴えた。

     政権に反対する人々が、同じように思いやりを持てず、ポンペオ氏とその元で働く外交官らが不当に拘束された米国人を解放するために取った労をねぎらうことができないというのは、嘆かわしいことだ。

    (4月5日)

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