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5G覇権争い、勢力圏分ける「踏み絵」か

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 何者かがニューヨーク市内の全世帯のエアコンを操作し、設定温度を一斉に数度変えたらどうなるだろうか。発電所がパンクし停電してしまうかもしれない。あり得ないと思えるこんな事態も、次世代通信規格「5G」の時代は絵空事ではなくなるのだ。

 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)副会長の逮捕劇が浮き彫りにした5Gをめぐる米中の対立。米国がファーウェイなど中国企業の通信機器排除に乗り出したのは、社会・経済から軍事に至るまで甚大なインパクトをもたらす5Gインフラの構築で中国が主導権を握ることは、重大な安全保障上の脅威と捉えているためだ。

 5G時代は自動運転や遠隔医療など劇的な生活の利便性向上が期待される半面、あらゆるモノやサービスがインターネットとつながることは、それだけサイバー攻撃のリスクを高めることになる。冒頭のような事態が起きることも否定できないわけだ。


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