ワシントン・タイムズ・ジャパン
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ゲノム編集は人類の脅威

マーク・ティーセン

深刻な道徳的危機を招来 胎児の遺伝子操作の可能性も

アメリカ保守論壇 M・ティーセン

 中国の科学者が、ゲノム編集を行った初めての赤ちゃんが誕生したことを明らかにし、学界から非難の声が湧き起こった。米国の遺伝科学者はAP通信で「あまりに時期尚早」と指摘した。

 しかし、問題はそれだけにとどまらない。今後も続けるべきなのかという問題だ。

 中国人科学者、賀建奎氏は、CRISPRというゲノム編集技術を使って、シャーレの中で2人の子供のDNAを改変し、エイズウイルス(HIV)に強い子供をつくろうとした。米国の科学者が非難しているのはこの点ではない。実際に米国の科学者らも同じことをしている。2017年にオレゴン・ヘルス・アンド・サイエンス大学の科学者らが、CRISPRを使ってヒトの胚を改変し、未確認の病気にかかりにくくした。違うところは、賀氏が編集した胚を胎内に戻したことだ。米国の科学者らは、編集した胚を破棄した。


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