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社会の亀裂どう克服、愛国心に訴えるトランプ氏

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 米国内の党派対立は年々先鋭化しているが、トランプ大統領が進めるあらゆる政策や人事に反対する左翼勢力の抵抗運動は、これまで見たことがないほどの激しさだ。

 そもそもトランプ氏はなぜ、左翼勢力からこれほど嫌われるのか。暴言や大統領らしからぬ態度が主たる理由ではない。米国をどう見るかという「国家観」の根本的な相違が、彼らの反発を強めているのだ。

 トランプ氏は大統領選で「メーク・アメリカ・グレート・アゲイン(米国を再び偉大にする)」と訴えたが、左翼勢力にはまずこのスローガンが受け入れられない。米国を再び偉大にするということは、米国はかつて偉大だったということだ。だが、この国家観は、故ハワード・ジン・ボストン大学名誉教授の著書『民衆のアメリカ史』で描かれた、米国は先住民や黒人、労働者、貧困層、女性を虐げてきた邪悪な国家と信じる左翼の歴史認識と真っ向から反する。


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