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変わる公教育の役割、かつては移民の同化を担う

エリス島の移民博物館

 移民国家の米国は、過去に移民が大量に入ってくる時期を何度か経験してきた。それでも国家としてまとまってきたのは、移民を米国民として同化させることを重視してきたことが大きい。中でも、移民に建国の理念や伝統を教え、米国民としての誇りや愛国心を養う上で重要な役割を担ってきたのが公教育だった。

 19世紀前半から「コモンスクール」と呼ばれる公立初等学校が広がるが、歴史家のマーク・エドワード・デフォレスト氏によると、コモンスクールは「欧州から米国にやって来る移民の子の同化、教育に大きな役割を果たした。学校は生徒に英語や読み書き計算を教えるだけでなく、米国の経験の要と考えられた価値観や信条を積極的に普及させていた」という。


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