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歴史を書き換えた1冊、人々から国家への誇り奪う

ロナルド・ラドシュ氏

 第1部、第2部では、米国で自国の歴史や現代社会を否定的に捉える風潮を示す事例を紹介した。第3部では、こうした「自虐主義」がなぜ浸透したのか、その背景を探る。(編集委員・早川俊行)

 「トーマス・ジェファソンら米建国の父たちは、黒人奴隷を所有した邪悪な人種差別主義者だった。だから、米国は誕生から邪悪な国であり、今なお邪悪な国だ。米国をこのように見る米国人が増えている」

 こう指摘するのは、有力シンクタンク、ハドソン研究所の非常勤研究員で歴史家のロナルド・ラドシュ氏だ。かつては米国共産党に所属したこともある左翼活動家だったが、1980年代に左翼思想・運動に幻滅し、保守派に転じた。


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