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南北会談の合意内容を評価「非常に興奮する!」―米大統領

19日、平壌市内のレストラン「玉流館」で昼食をともにする韓国の文在寅大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長

19日、平壌市内のレストラン「玉流館」で昼食をともにする韓国の文在寅大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長

 トランプ米大統領は19日、南北両首脳による「平壌共同宣言」が発表された直後にツイッターに「非常に興奮する!」と投稿し、合意内容について前向きな反応を示した。

 トランプ氏は、「金正恩氏は、国際的な専門家の立ち会いの下で試験場と発射台の恒久的な廃棄に合意した」として、宣言に北東部東倉里のミサイル施設廃棄に向けて査察の受け入れが明記されたことを評価。「その間も、ミサイル発射や核実験はないだろう」と強調した。

 2回目の米朝首脳会談の開催も浮上する中、トランプ氏は、北朝鮮側が前向きな姿勢を示したとの認識を示した。

 ただ、北朝鮮は、寧辺の核施設廃棄の条件として朝鮮戦争の終戦宣言を念頭に「相応の措置」を求めており、米国との立場の違いは依然として大きい。これまでの米朝交渉で、米国側は、終戦宣言の前に、北朝鮮側に核施設リストの申告など非核化に向けた具体的な措置を求めていた。

 米国務省のナウアート報道官は18日の記者会見で、南北首脳会談について、「北朝鮮の非核化に向け、検証可能な意味ある措置を期待している」と述べていたが、今回の合意内容で示された北朝鮮側の姿勢が、膠着した米朝交渉の打開につながるかは不透明だ。
(ワシントン・山崎洋介)

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