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生焼けのケーキのような判決

 生焼けのケーキは、全然ないより良いかもしれないが、それにしても、あまり良くはない。このたび、最高裁判所の判決によって、ケーキ店主は、自身の宗教的信念に反して、同性婚のためのウェディングケーキを焼かなくてよくなった。この仕事をしたのは、アンソニー・ケネディ判事だった(注1)。ケネディ判事は、ゲイのことになると、何事にも敏感に反応する女学生のような気持ちになってしまうようだ。

 ケネディ氏は、明快な言い方を避けたい気持ちを持ちながら、才能、これを才能と呼べるならば、だが、双方にとって都合が良いようにするため、生焼けのケーキのような、どっちつかずの意見を書くという才能にも恵まれているのだ。彼は目的地に到達するためには、馬を横乗りして行った方が楽しくて、効果的だと思っているのかもしれない。


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