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「非核化の成果乏しい」米メディアは厳しい評価

 米メディアは11日から12日未明にかけて、“歴史的な会談”として注目された米朝首脳会談を報じた。CNNテレビやFOXニュースが首脳会談の開始前から画面にカウントダウンを表示するなど、各メディアで大きく取り上げられた一方、北朝鮮の非核化をめぐっては成果に乏しとするなど厳しい評価が目立った。

 ワシントン・ポストは、首脳会談によって「トランプ氏と金正恩氏は歴史書の中の人物となった」としつつ、「真に歴史的な出来事となるかどうかは、今後の展開による」と指摘。「今回の会談は長くて困難な交渉の第一歩にすぎない」と強調した。

 FOXニュースは、米朝会談が実現したことについて「(米朝関係が緊迫化していた)1年前には全く考えられなかったことだ」と伝えた。

 CNNは、「5時間近くにおよぶ会談は、新たな友好関係の宣言と非核化へのあいまいな約束で終わった」と厳しい評価。トランプ氏が米韓軍事演習を中止する意向を示したことについても、北朝鮮に対する「譲歩であることは疑いない」と批判的に報じた。

 ウォール・ストリート・ジャーナルは、「核の放棄に向けた北朝鮮の具体的な取り組みなど、新たな成果には乏しく、非核化の時期や検証方法は今後の交渉に先送りされた」とする一方で、「一番の成果は、北朝鮮が進める非核化のペースや検証プロセスなどの困難な課題をめぐり、ハイレベル協議の土台作りができたこと」だとした。

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