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ドナルドにとってのノーベル平和賞

 ノーベル賞には常に、実際の確認可能な業績を祝う以上に、ある種のスカンジナビア的リベラリズムに報いるという意味合いが付きまとっている。だから、賞を授与するノルウェー議会の任命による5人のノルウェー人がドナルド・トランプ大統領にそれを与える可能性は非常に低い――仮に、あらゆる武器を放棄しても、あらゆる紛争を終わらせても、そして、「海面の上昇を止めても」である。

 さらに、ひと月くらい前には考えられなかった北朝鮮と韓国間のデタントが進んでいるので――そして、平壌の金正恩政権までが、極めて重要な核兵器の貯蔵を止める意思があるとほのめかしているので――大統領が、1901年に始まった平和賞をもらえるかもしれないと臆測されるのも自然なことである。韓国の左翼の指導者、ほかならぬ文在寅が、極めてもろいものであっても、新しい北朝鮮と韓国間のハーモニーの芽生えに言及して、トランプ大統領は平和賞を受賞すべきだと言う。文大統領は金正恩との歴史的首脳会議をやってのけたばかりである。その際、北朝鮮の指導者は、これまでで初めて韓国の領土に足を踏み入れた。それがわずか約1フィート、中に入っただけであり、アッという間の数秒の出来事だったにしても。文氏は、トランプ政権の政策を重大な歴史的出来事を作るものとして称賛している。


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