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評価一変のコロンブス、新大陸発見が差別の根源?

コロンブス像

 「ガツン、ガツン」。昨年8月、「タイ」と名乗る男が真夜中に大きなハンマーで白い石塔を叩(たた)き始めた。その横で別の者が「人種差別を打ち壊せ」と書かれた紙を掲げている。

 男が破壊したのは、米メリーランド州ボルティモアにあるクリストファー・コロンブスの記念碑。1792年に建てられたこの石塔は、米大陸を発見したコロンブスをたたえる碑としては米国内で最も古いものといわれている。

 大胆にも男は、碑を破壊する様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開。コロンブスを「大量虐殺のテロリスト」と呼んで強烈な憎悪を表した。

 コロンブスと言えば、海図なき航海に挑戦し「新世界」に到達した英雄として尊敬を集めてきた。ところが、近年、その評価は一変し、先住民に略奪、虐殺、レイプを働いた極悪人として、南北戦争の南軍司令官ロバート・E・リー将軍と並ぶ人種差別の象徴と見なす風潮が強まっている。


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