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「衝突事件」の現場、故郷の英雄をごみ扱い

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 米首都ワシントンから南西に車で約2時間半。第3代大統領トーマス・ジェファソンが設立したバージニア大学のあるシャーロッツビルは、気品に溢(あふ)れた美しい学生街だ。

 この街が昨年8月12日、全米を震撼(しんかん)させる事件の現場となった。南北戦争の南軍司令官だったロバート・E・リー将軍の像撤去をめぐり、白人至上主義者らとその反対派が衝突したのだ。事態はエスカレートし、極右思想に傾倒していたとみられる男が暴走させた車が反対派の集団に突っ込み、1人が死亡、19人が重軽傷を負う惨事となった。

 人種問題をめぐる深刻な米社会の分断。マグマのように鬱積(うっせき)する不満と怒りは、何らかの拍子で暴力の形で爆発してしまう。そんな現実を露呈したこの事件の現場を歩いてみた。

 「ヘイトはもういらない」「いなくなってしまったけど、忘れないよ、ヘザー」


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