ワシントン・タイムズ・ジャパン

成功例ない「アラブの春」

800

中東を2分、イスラム主義者と民主主義者

 長期独裁政権打倒と民主主義の実現を目指した「アラブの春」を経て、中東世界は今、イスラム主義者と民主主義者が争っている。「イスラム国(IS)」の出現は、イスラム主義者の最終目標が、カリフ(預言者ムハンマドの後継者)制の復活にあることを明確にした。民主主義を堂々と否定するイスラム主義者は、革命で国民が求めた民主主義実現の道を各国で妨害・攪乱し、イスラム世界創建に邁進(まいしん)している。民主主義の重要さを認識する国際社会は今こそ、事態を明確に把握し対応を加速すべきだ。(カイロ・鈴木眞吉)

 「アラブの春」運動は、長期独裁政権の打倒には成功したものの、民主主義実現への段階で、イスラム主義者の妨害を受け、4年近くを経た今でも、成功例を見いだすことができない。「アラブの春は失敗した」とさえ言われている。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。