ワシントン・タイムズ・ジャパン

「イスラム国」英米人3人を殺害、イスラム指導者からも非難の声

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柔軟で幅広い信仰姿勢が必要

 イラクとシリアにまたがる地域に「イスラム国(IS)」の樹立を宣言したイスラム教スンニ派過激派武装組織は13日、英国人の人道支援活動家へインズ氏を、米国人ジャーナリスト2人と同様斬首して殺害、3人目の犠牲者とした。イスラム教の負の側面を鮮明に表出させ、世界中にショックを与えたIS。その掃討には、オバマ米大統領ら世界の政治指導者の本気度が試されるとともに、イスラム過激派を産み落としたイスラム教本体、その聖典コーラン、イスラム指導者らの責任も問われる。(カイロ・鈴木眞吉)

 ISは、斬首や公開処刑、強制改宗、女性差別などの前近代的価値観に基づく行動を臆さず実行する残虐性と豊富な武力、財力から、母体の「アルカイダ」を凌(しの)ぐとみられている。当初、態度を曖昧にしていた、ISと同じ宗教・宗派であるイスラム教スンニ派指導者らも、英国国教会のウェルビー大主教が8月8日、ISを糾弾、キリスト教最大勢力カトリックの本山バチカンがISに対する態度表明を迫ったことから、エジプトのグランドムフティ、シャウキ・アラム師が慌てて同12日、イスラム教スンニ派最高権威アズハルの見解としてISを、「イスラム教に打撃を与えている」として批判した。


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