ワシントン・タイムズ・ジャパン

アフガン撤収で変わる中東

米コラムニスト デービッド・イグナチウス

危険な中国への接近 輝きを失った超大国米国

米コラムニスト デービッド・イグナチウス

 アフガニスタンからの米軍撤収によって、中東で微妙な変化が起きている。各国は地域内での新たな協力関係を模索するとともに、超大国、米国が輝きを失った世界に適応しようとしている。

 これらの中東での勢力再編によって、近年、緊張が高まり、危険だった地域では「緊張緩和」が進んでいる。各国は、米国の軍事力に頼るのをやめ、地域内の経済的つながりを通じて、自国の問題解決に取り組もうとしている。危険なのは、頼りにならなくなった米国の代わりに、新たな安全保障のパートナーとして中国に接近することだ。

 その中でも最も顕著な外交面での動きは、イランとサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の間の交渉、UAEとトルコ、カタールとの和解だ。どちらも、貿易、経済での協力を目指している。米国の外交が、この「衝突回避」を促進したが、そこに米国の影響力は及ばない。


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