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アフガン人情報、削除相次ぐ

タリバン標的を懸念

アフガンから避難する人々を支援する独連邦軍(独国防省公式サイトから)

 

 アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが実権を掌握したことを受け、日本国内の関係機関などでは、インターネット上に掲載したアフガン人の個人情報を削除、非公開にする動きが広がっている。過去の活動や外国との関わりなどを理由に、タリバンの標的になる恐れがあるためで、関係者は「皆が危険を感じている」と話し、対応を急いでいる。

 国際協力機構(JICA)は今月下旬から、ホームページなどに掲載していたアフガン人の顔や名前を順次削除、非公開にしている。担当者は「外国の協力者とみなされて、タリバンに危害を加えられる恐れがあるため」と説明。世界的にもアフガン人が個人のSNS(インターネット交流サイト)上から情報を削除する動きが広まっているといい、「皆が危険を感じているのだと思う」と話した。

 在アフガン日本大使館はツイッターやフェイスブックで情報を発信してきたが、いずれも過去の投稿が全く見られなくなった。

 SNSを運営するIT企業も対応を進めており、米フェイスブックは20日ごろから、自分のアカウントを簡単な操作でロックできる機能を新たに公開した。「アフガンの人々が素早くロックダウンするため」(セキュリティー担当)としており、ロックすると、友達登録していない人はプロフィル写真のダウンロードなどができなくなるという。

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