ワシントン・タイムズ・ジャパン
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米中対立と「帝国の墓場」

高永喆

 諺(ことわざ)に「捨小就大」という名言がある。「より大きなものを獲(と)るため、小さなものを捨てる」という処世術でもあり、外交の基本ともなる。

 今月15日、アフガニスタンの首都カブールがイスラム武装組織タリバンによって陥落した。結局、米国は「捨小就大」の選択をしたのだといえる。

 翌16日には、米軍輸送機の胴体にしがみついてアフガンから脱出しようとする人々の姿がテレビで報道された。

 46年前の1975年4月30日、南ベトナムの首都サイゴン(現、ホーチミン市)が陥落する時、離陸する旅客機の胴体にしがみついた人々の姿が思い浮かんだ。

 中国の人民日報系『環球時報』編集者は中国版ツイッター「ウェイボー」に「昨日はサイゴン、今日はカブール、明日は台北」と書き込んだ。


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