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イランの影響力が拡大するイラクの体制変革の必要性を訴える米誌

◆試練に立つ「民主化」

 2003年の米軍侵攻で、フセイン独裁体制から解放されたイラク。国内多数派のイスラム教シーア派主導で進められてきた「民主化」が内外からの圧力で試練に立たされている。

 昨年10月、イラクで民主化、イランからの影響の排除を求めて大規模なデモが発生し、少なくとも500人が死亡した。デモは主に同国中部から南部のシーア派の若者らが主体となって行われたもの。

 鎮圧に当たったのもイラク国内で大きな力を持つ「人民動員軍(PMF)」などのシーア派主体の民兵組織とされており、イラクの多数派シーア派内で、主にイランのイラク国内での影響力拡大をめぐって分断が生じている。

 フセイン政権崩壊後、シーア派と北部のクルド人は米軍の侵攻を歓迎、フセイン政権下で体制側だったスンニ派は反対した。体制崩壊後、シーア派を主体に国内の再建が進められてきた。しかし、今、その勢力図に変化が起き始めている。


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