«
»

中東緊張で国際社会に混迷も、「革命の輸出」目指すイラン

700

影響力強める中露

 米軍によるイラン革命防衛隊の海外工作部門「コッズ部隊」ソレイマニ司令官殺害事件は、第3次世界大戦勃発を想起させるなど大きな衝撃を与えたが、両国による「自制」で当面の危機を脱した。しかし、周辺諸国への影響力を拡大するイスラム教シーア派国家イランや、「世界のイスラム化」を標榜(ひょうぼう)するイスラム教スンニ派「ムスリム同胞団」とそれを先導するトルコのエルドアン政権、さらには独裁体制下の中国、北朝鮮、ロシアなどは、今後も国際社会に混迷をもたらす危険性をはらんでいる。(カイロ・鈴木眞吉)

 イランでは1979年のイスラム教シーア派革命により、ホメイニ師を精神的指導者とする12イマーム派(シーア派)が主導する体制が確立した。

 革命防衛隊は、「シーア派革命を守るための軍隊」で、使命完遂のため、国軍以上の軍事力を保持、最高指導者であるシーア派法学者に直属する機関として創設された。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。