ワシントン・タイムズ・ジャパン

中東 鉄砲水と灼熱化、海面上昇で移住も

 岩盤地質の中東で短時間の豪雨による洪水被害が急増している。国連政府間パネル(IPCC)は温暖化による気候変動が原因と見ている。集中豪雨があると岩盤に亀裂が入り、岩が崩落する可能性もある。水の流れもコントロールできない。岩盤が露出している所は雨が染み入る土がないことから、水はそのまま流れて鉄砲水となる。

 ヨルダンでは観光地ペトラで一昨年11月に鉄砲水(ゲリラ洪水)が発生、生徒ら16人が犠牲になった。レバノンのベイルートでは3分の降雨で道路が川になる。モロッコでもトルコでも山に森も土もなく雨水はそのまま流れる。

 IPCCによると、エジプトのアレキサンドリアなど地中海側では、今世紀中に30㌢から1㍍の海面上昇を予測。エジプトの人口の過半数が海岸から100㌔以内に居住しているため、海面が1㍍上昇すると人口の10%が住む場所を失うと世界銀行は試算している。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。