ワシントン・タイムズ・ジャパン

北朝鮮が核保有で高まる崩壊の可能性

高 永喆

 北朝鮮が核を掴(つか)んで放棄しない理由は72年間、孫の代まで継承してきた長期政権を守るためである。ルーマニアのチャウシェスク、イランのフセイン、リビアのカダフィーの長期政権は核を持ってないから崩壊したと、北朝鮮は教訓にしている。

 しかし、その核が、むしろ北朝鮮の政権を崩壊を呼び込む恐れがあることを、北朝鮮の指導層は自覚しているだろうか。彼らはでたらめでも愚かでもないはずだ。

 現代戦は全面戦ではなく、限定的な局地戦とピンポイントの精密打撃が特徴だ。北朝鮮が万が一、対南攻撃に出た場合は金正恩も終わりという事実をよく知っているはずだ。だから大規模な攻撃には出ず、結局は国際社会の制裁と米国の圧力に頭を下げて譲歩する可能性が出て来る。


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