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「置き去りにするな」拉致被害者救出訴え大集会

 北朝鮮による拉致被害者全員の救出を訴える国民大集会(主催=家族会、救う会など)が9月17日、東京都内で行われた。横田めぐみさん=拉致当時(13)=らが拉致されてから今年で40年、また北朝鮮が拉致を認めた2002年の日朝首脳会談から17日で15年がたつ。

 田口八重子さん=同(22)=の兄で家族会会長の飯塚繁雄さん(79)は北朝鮮の核実験やミサイル発射に注目が集まっていることに触れ、「拉致問題が置き去りになっていると感じる。どんな状況でも解決への諸対応を怠ることのないよう強く要望する」と訴えた。

 集会に出席した安倍晋三首相は「北朝鮮が挑発行為を繰り返す中でも拉致問題は埋没させてはいけない」と強調。18日からの渡米では、トランプ米大統領に対し拉致問題の早期解決に向けた協力を求めるとともに「国連総会における演説で北朝鮮の問題を中心的に取り上げ、拉致問題について世界に訴えていく」と誓った。

 拉致問題は被害者やその家族の高齢化も深刻で、横田めぐみさんの両親、滋さん(84)と早紀江さん(81)は体調を考慮し今回初めて集会を欠席。拉致被害者で02年に帰国した曽我ひとみさん(58)も出席。母のミヨシさん=同(46)=の帰りを待ち続けているが、「自分が帰国で来てから15年間何も動きがなかった。みんな一緒に帰ってこれたらよかったのに」と話した。

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