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米政権は軍事攻撃に慎重

伊藤俊幸氏

「核の共有」巡り国論二分も

元海将・金沢工業大学虎ノ門大学院教授 伊藤俊幸氏(下)

北朝鮮問題の今後の展開をどう見る。

 北朝鮮が核を完全放棄したら対話に応じるというのが米国だ。これに対し、北朝鮮は核保有国として認めるなら対話するという立場だ。対話の道は残っているが、条件が合わない。だから、北朝鮮はミサイルを撃ち、米国は圧力をかけ、条件闘争が続いている。

 その調整を任されたのが中国だった。中国は北朝鮮がミサイル・核実験を一時凍結することを条件に対話することを提案した。この提案に韓国やロシアだけでなく、米国も乗ったかのように見えた。

 ティラーソン国務長官とマティス国防長官は連名の寄稿で、北朝鮮はまず挑発的な行動をやめるべきだ、というようなことを書いた。挑発的行動をやめれば対話すると読み取れ、米国が対話のハードルを下げたと受け止められた。


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