ワシントン・タイムズ・ジャパン

「コリア・パッシング」の懸念

高 永喆

 北朝鮮が米領グアム近海への中距離ミサイル包囲射撃の保留を発表した。しかし、韓半島の危機が完全に除去されたわけではない。北朝鮮は従来、挑発発言と予告の後、実際の挑発を繰り返してきた。その前例に照らすと、グアム近海包囲射撃と他の軍事挑発の可能性を完全に排除することは困難である。

 もし米領グアムが包囲射撃を受けると、アメリカは第2のパールハーバー、9・11テロ攻撃と受け止め、大量報復軍事行動を敢行する可能性が高まる。対北軍事行動の大義名分が生ずるわけだ。従って、北朝鮮の無謀かつ冒険的な挑発は、北朝鮮の長期執権政権の崩壊を招く恐れがあり、米領への直接攻撃は難しい。


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